1994-06-07 第129回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
事実、金沢検事にいたしましても、それまでのいろいろな取り調べにおいてそれを疑わせるような行為があった、そのように仄聞をいたしているわけでございます。
事実、金沢検事にいたしましても、それまでのいろいろな取り調べにおいてそれを疑わせるような行為があった、そのように仄聞をいたしているわけでございます。
また、九三年におきましては、ゼネコン疑惑に関して金沢検事の暴行事件もございました。また、本年は、つくば市の汚職に関しまして暴行があった、そういう訴えがされております。これ以外にも検察官によるセクハラ事件等、そういう事件が頻発をしておりますので、こうした検察の不祥事について、大臣がどのような感想を持っておられるか、お伺いしたいと思います。
御指摘の、今回の金沢検事のほかに二件、検事が取り調べ中に事件関係者に対しまして暴力を行使した、こういう申し立てで告訴がなされております。
○則定政府委員 検察組織に属します金沢検事が、その職務執行の場におきまして、今回有罪判決が出たような極めて違法性の高い行為を行ったという点、これをすべて金沢元検事の個人の資質に帰してしまうということは、職務に関連した犯罪でございますから、これは許されないことであろうと思います。
重ねて申し上げますならば、今回の件は、委員御指摘のとおり、まさに常軌を逸した異例のことであると考えておりますけれども、とはいいながら、このような事件が発生したことはまことに遺憾でございまして、検察当局におきましても、また私ども法務省関係者といたしましても、今回の不祥事を厳粛に受けとめて、本件金沢検事に対する起訴と同時に、検事総長におきまして、今後ともかかる事態が二度と発生しないよう部下職員の指導を徹底
となれば、私はこういう先輩に、さらには金沢検事もおられるようでありますし、こういう先輩検事に確認してみて存在をむしろ明確にしていくべきじゃないかと、こう思いますが、どうですか。